職場で会話が全然ない。
- 仕事の合間の雑談タイムにの会話が続かない。
- 同僚との会話はなんとか続くが上司と何を話せば良いかわからない。
- 話が噛み合わないと思われたくない
こんなお悩みありませんか?
私は普段会話が苦手ではないのですが、職場では緊張してしまっているのか会話が続かなくなってしまうんです。
会話が嫌いなわけではないのですが、沈黙の時間を作りたくないという一心で余計に何を話してよいのか焦ってしまい沈黙タイムに突入。
この沈黙タイムがイヤなんですよねぇ。
フォローアップクエスチョンというテクニックはご存知ですか?
これを使うと会話のキャッチボールが一気にスムーズになります。
緊張すると会話が続かなくなるという悩みの方は、読むだけで簡単にできちゃうテクニックなので是非ご一読ください。
フォローアップクエスチョンを使えば会話が途切れなくなる。
いつもどんな感じで会話のキャッチボールをしていますか?
会話が上手な人は無意識でやっているのがこの「フォローアップクエスチョン」です。
ではフォローアップクエスチョンとはなんなのか?
フォローアップクエスチョン(Follow up questions)とは?
フォローアップ(Follow up)の意味は「~に更に付け加える」
クエスチョン(question)の意味は「質問」
相手が話しことに対して何か付け加えて質問をすることです。
やり方は簡単です。
フォローアップクエスチョンの方法
「相手が話した言葉」 + 「何か」 を付け足して質問をすること。
相手「こないだディズニーに行ってきたんだよね」
私「ディズニー行ってきたの?〇〇〇??」
という感じで質問するだけ。
〇〇〇には何を入れればよいのか?
付け足す物は「5W1H」
- When いつ?
- Where どこで?
- Who だれが?
- What なにそれ?
- Why なんで?
- How どうだった?
をつけるだけです。
「ディズニー行ってきたの? いつ?」
「ディズニー行ってきたの? ディズニーのどっち?」
「ディズニー行ってきたの? 誰と?
「ディズニー行ってきたの? ディズニーって何?」
「ディズニー行ってきたの? どうだった?」
簡単ですよね。
フォローアップクエスチョンを使うとなぜ会話が途切れなくなるのか?
フォローアップクエスチョンを使うと不思議と会話が続くようになるんです。
なぜなのでしょうか。
会話を続けるために一番大切な事は「相手に話してもらうこと」
会話が途切れないようにと一生懸命に話そうと頑張ることありませんか?
話すのが得意な人は良いかもしれませんが、大抵の人は一生懸命話そうとすればするほど
不思議と会話が盛り上がらなくなります。
続かなくなってしまうんです。
相手に「話してもらう」のが会話を続けるポイントです。
あなたは相手が話しやすいように相槌をうったり、共感したりすれば良いのです。
いやいや、コレが難しいから続かなくなるんだよ…
安心してください。フォローアップクエスチョンなら大丈夫です。
自然と相手がどんどん話すようになります。
相手が興味のあるテーマで会話をすれば「相手は話し続ける」
相手に話してもらうには条件があります。
相手にとって「興味のある」「好き」「知っている」テーマである必要があります。
相手にとって全く興味のないテーマだと全く話してくれなくなります。
あなたの趣味の話や最近の話をして会話が盛り上がらなくなることありませんか?
一生懸命話そうとするとこの地獄のようなパターンになりますよね。
フォローアップクエスチョンなら「相手が興味のあるテーマ」のレールをずっと走り続けられる
相手の言葉に対して質問していくので、常に相手のテーマのレールの上で走ることができます。
このレールを外すから会話が盛り上がらなくなるんです。
私もついつい相手の話に全く興味が無いので、自分の話をしちゃうんですよねぇ。
相手も興味が無いもんだから、「やばい、沈黙になる」もっと話さなきゃと更に自分の話をする…
いつの間にか地獄へのレールを走ってしまいまいがちです。
フォローアップクエスチョンで脱線しないようにしましょう。
【体験談】実際の私のフォローアップクエスチョンの使い方
フォローアップクエスチョンは使うと自然と会話が盛り上がるようになるので、
コミュ障だった私には嬉しくて、今では連発して使っております。
普段の使い方をご紹介します。
患者さんとの会話での使い方
普段私は調剤薬局で働いています。
患者さんから病気や症状の情報を頂戴するために、フォローアップクエスチョンが基本です。
私「今日は痛み止め出てるんですけど、どうされたんですか?」
相手「肩が痛くて…」
私「え?肩が痛いんですか?どうしたんですか?」
相手「検査したけど原因がわからないんですよねぇ」
私「原因がわからなかったんですかぁ、いつからだったんですか?」
みたいな感じで自然と会話が続けられます。
職場の同僚や上司との会話での使い方
私は基本対人関係が好きじゃないので、相手に全く興味がありません。
相手が話す内容にも興味がないので、続け方がまったくわかりませんでした。
でもフォローアップクエスチョンなら自然と会話が続くんです。
以前は
上司「これから出張行ってくるから、よろしくねー」
私「はい、わかりました。いってらっしゃい」
まぁこれでも十分かとは思います。
けれども、フォローアップクエスチョンを使うともう少しコミュ力がアップします
上司「これから出張行ってくるから、よろしくねー」
私「出張ですか?どこ行くんですか?」
上司「福島の店舗が人足りないみたいだから行くんだよ。」
私「福島ですか!?遠いですねぇどのくらい時間かかるんですか?」
上司「車で3時間かな」
私「3時間!?ヤバ、大変ですね!」
上司「そうなんだよ。この間も行ったんだけど凄い田舎でさぁ…」
物凄いコミュ力上がった感じしますよね。
自分の興味が無い話題でも続けようと思えば無限に続けることが可能になりました。
フォローアップクエスチョンのコツ
普段乱用していく中で発見したフォローアップクエスチョンを上手に使うコツを3点ご紹介します。
- ずっと相手の話ではなく、自分の話も少しはする。
- フォローアップに感嘆符「!」マークをつける
- フォローアップとクエスチョンの間に相槌を挟む
ずっと相手の話ではなく、自分の話も少しはする。
「7:3」の3くらいの割合で自分も話しましょう。
相手が話し続けていると「俺ばっかり話してるな」と、気持ち良く話せなくなってきます。
これには返報性の法則の心理が働いてあなたの話も聞かなければ心地よく話せなくなるんです。
この心理については長くなるので別記事でご紹介します。
フォローアップに感嘆符「!」をつける
相手の話を聞き返す時に「!」の気持ちを添えましょう。
相手「昨日久々に焼肉食べてきた」
私「焼肉?どこいったの?」
ではなくて
相手「昨日久々に焼肉食べてきた」
私「焼肉!!??どこいったの!?」
みたいな感じでテンションを上げて聞きましょう。
声だけじゃなくて体と表情にもビックリマークをつけましょう。
「焼肉?どこいったの?」では興味が無いことがバレてしまいます。
「焼肉!!??」って興味津々な「雰囲気」をフォローアップしましょう。
相手がもっと話しやすくなります。
フォローアップとクエスチョンの間に相槌を挟む
相手「昨日ディズニー行ってきたんだ」
私「ディズニー!?どうだった!?」
のフォローアップ「ディズニー!?」とクエスチョン「どうだった!?」
の間に相槌「いいなぁ」を盛り込むと更に盛り上がりやすくなります。
ディズニー!?いいなぁ!どうだった!?
相槌を挟むと話に興味がありますよーが更に伝わるので、
相手が話しやすくなり会話が途切れにくくなるのです。
オススメの誰でも使えるはこちらの記事でご紹介します
まとめ
フォローアップクエスチョンとは、相手の話にプラスアルファを付け加えて質問すること。
途切れない会話のポイントは相手に話してもらうこと。
あなたは聞き上手になること。
フォローアップクエスチョンを使えば相手が話しやすくなるので会話が途切れなくなります。
とても簡単で誰にでもできちゃうので是非明日から試してみて下さい。
コメント